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ご相談にお答えします
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ご相談内容

Q101,Q102を拝見していて精神科疾患の患者さんが、味野医院へ初めて来院するまでの様子が良く分かりました。

ひどい興奮、大暴れ、大騒ぎをされたわけではなく、どこにでもあるような症状の方が味野医院にうまくたどり着いたこと、本当によかったです。今後も、いろんな例をご紹介ください。 

お答えします

愛情溢れる周囲の家族、実績をお持ちの専門医、日頃からご家庭と信頼感を構築されておられるホームドクター、みなさまの適切な対応のおかげで、ご来院いただき感謝申し上げます。

(2004年11月 国際ソロプチミスト児島主催の定例講演(会場 倉敷シーサイドホテル)の講演「心の疾患の症例を見る」から 引用させていただきます)

適応障害から来る身体表現性障害
(ヒステリー神経症)の例

3番目の咳江さん 50歳 (仮名)  
職業;医師
2人の息子たちも大学に入ってやれやれと一息ついた3年前、診察中に急に喉がむずむずとしてきて声がかすれ、しばらく診察を中断しなければ会話ができなくなるという発作が起きるようになりました。初めのうちは恐怖感も無く気にしていなかったのです。次第に疲れを感じる夜の診察の最終時間帯にその発作は起き易いと言うことを自覚するようになってきました。むずむず感が始まるも、そのまま診療を続けていると、今度は喉のあたりが急に狭くなってくるのです。それでも、水で喉を潤しつつ頑張って診療していると、発作的な咳に襲われて、声も出なくなり、最後には患者さんに背中をなでなでさすっていただく始末。喉を大切にしようとうがいを励行するようにしたら、今度は唾液が沢山出てくるようになり、診療中自分の唾液を飲み込んでも飲みこんでも唾液は次々とあふれ出る感覚となり、自分の唾液に溺れそうになってきたのです。近所の耳鼻科にティッシュを山のように抱えて受診。鼻腔・喉頭にカメラを挿入しての診察も異常無し。「神経じゃ。疲れとられるんじゃろう、自分で薬を調合するなり、ご主人に相談せられぇ。」と笑われて帰って来たのでした。

診断;適応障害から来る身体表現性障害(ヒステリー神経症)

治療とその後の経過;耳鼻科の先生に「疲れておられるんじゃろう。」とねぎらいのお言葉をかけていただいただけで大変気持ちが穏やかになり、この症状で泣いたことも無かったのに、夫から「仕事と家事、子育てで、今まで一番大変だったのは君でした。ご苦労様だったね。」と言われて、嬉しいやら悲しいやら、ワァワァ泣いたのでした。診療時間も多少なりとも短縮してみたり、何でも受けていた仕事のうち、断れる用事は断るようにして、抗不安薬で落ち着いてきました。日曜日の診療を中止し、その代わりに祝日は診療、となりました。好きなことをしている時は絶好調です。

それでも夜には声のかすれもあり、高音の歌声は出にくくなっています。(かすれ声や高音が出にくいのは声帯の老化現象とのことです。)

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