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    ご相談内容

    夫が最近3交代の班に転属されてから、出勤前に呼吸困難を起こすようになり、産業医の先生のところに受診しております。 Q.104を拝見していると、精神科専門に受診する方が良いのかなと思うのですが、いかがでしょうか?

    お答えします

    お答えします。

     若い内科医の先生も、パニック障害や不眠症の治療を上手になさっておられます。万一長引いたり、経過が良くない場合には、内科の先生からご紹介が有ると思います。

    さて今回は パニック障害症例をご紹介いたします。

    (2004年11月 国際ソロプチミスト児島主催の定例講演(会場 倉敷シーサイドホテル)の講演「心の疾患の症例を見る」から 引用させていただきます)

    出てくる症例がご高齢なのには、ソロプチミストのメンバーが子育てを終えられた年齢であること、同居のご家族が高齢化されてきているための症例選択でした。

    5例目 いや代さん 80歳

    職業;元会社役員

    来院までの症状経過;半年前に脳梗塞で倒れ、左半身麻痺が軽度残っており、週3度のデイケアへは嫌々であるが参加していました。最近、訳も無く泣いたり怒ったり、興奮して食事を拒否したりして、お世話する家人を困らせるようになってきたといいます。ポータブルトイレを自分で使用できていたのに、このところ失禁しても家人にも知らせない。夜もぐずって寝付きが悪くなってきました。かかりつけ医で睡眠薬を処方してもらったところ、服薬後30分ほど経つと、一層興奮し、テーブルの下に潜ってスリッパで床を叩き出し、かえって睡眠薬で眠らなくなってきました。脳のCT検査は、さほど悪化していないとのことでした。

    診時のご様子;来院時;きれいにお化粧してもらって、車椅子にちょこんと座っておられる。認知症テストの結果はそれほど悪くないが、集中力が続かず、終わりに近づく頃にはうとうと居眠りしておられる。 揺り動かして起こすと、「なんでこんな所に連れて来られたのか。」と、丁寧な言葉使いながら怒りを露にされます。「○○先生にちゃんとかかっているのにあなたは必要ない。」とまで言われました。

    診断;脳梗塞後遺症による精神不穏

    治療とその後の経過;興奮は睡眠薬を中止し少量の抗精神病薬で落ち着き、夜もよく眠るようになってこられたが、昼間の傾眠傾向は続いていました。食欲もなかなか出て来ないため、眠前のみ処方でしかも1回分も成人に使用する4分の1のみに減量してゆくと、意欲・食欲ともに出てき、終日興奮も見られなくなってこられました。

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