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HOME >>こころの健康相談室 Q & A >>NO.52
私は病院の受付事務を10年間してきました。最近、患者さんの自分勝手とも思える暴言に胸が苦しくなります。時には大声でカウンターを叩いて「ここのやぶ病院はいつまで待たせるんだ!おら」と急かされたり、すごまれて、暴力を受けるのではとの恐怖も感じることもあります。まだ実際に殴られたことはありませんが、朝仕事に出るのがつらいです。今では家での夫のちょっとした大きな声にもびくつくようになりました。自分の勤める病院の先生たちは、素晴らしい方がたですが、インターネットの口コミ上でめちゃくちゃ書かれたりして心を痛めてられます。こんな状態ですと、やはり勤務先の病院には相談しにくいです。辞めたいと思っていることをお話ししにくいからです。味野医院の予約を取りたいです。 何年か前に「モンスター患者さんが出現する数が、各診療科別に差が有るか?」の調査結果が発表されました。受付、医師、看護師たちの職種・診療科別にアンケート調査されました。結果は、不思議なことに、外科系と内科系の差は無く、小児科と成人の科との差も有りませんでした。一般科と精神科の差もなかったのです。「いちゃもん言い」は診療科に偏らずに出現しているのでした。言い直せば、私たちが医療機関で仕事をするのであれば、どの診療科に逃げようと、同じように“残念な患者さんに遭遇する確率”は同じと言うことのようです。あなたが医療事務の仕事を辞めたいのではなく、誇りを持ってお続けになりたいならば、仕事に再挑戦する意欲の高まるまで治療を受けてください。是非味野医院に来院下さい。今やめようと思っておられるにしても、辞めるか続けるかの結論は、もう少し待ってみる必要があります。お話をお聞かせください。受付事務さんをはじめ、医師・看護師たちも言われない攻撃にさらされています。本来するべき医療サービスへの意欲を、傷つけられ疲弊させられているこの現状。それは、結局は患者さんにとっての損失でもありますのにね。Q.53(次週)も関連のご質問です。御覧ください。 |