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HOME >>こころの健康相談室 Q & A >>NO.36
うちの娘は障害者年金の受給資格がありませんでした。二十歳を過ぎて発症し、仕事を退職して国民年金をかけていなかった空白の時期に精神科初診となったからでした。無年金の上に不就労でもう30代後半になってしまいました。「生きて行く力」をつけることはできるでしょうか? 患者さんそれぞれの健康・精神状態や、その方の目標によって、デイケアの利用の仕方もそれぞれで異なってきます。まず統合失調症の休息期から復帰していく過程や、うつ病の回復期には「健康管理の力」をつけることがとっても大切なことです。 前述のQ&A.34と35も関連していますので御覧ください。〜平成26年度厚生労働省委託事業 「はやわかり就労支援」を参照しています〜 「健康管理の力」とは・定期的に通院し、指示通りに服薬ができる。 ・調子が悪くなりそうな時、家族や主治医に相談ができる。 ・疲れたら適当に休息がとれる。 ・お酒やパソコン・ゲームなどをやりすぎず、コントロールできる。などの力です。 家でだらだらと休息の生活をしていた人がこれを立て直すのにはかなりの抵抗感があります。決められた曜日の朝にきちんと起きて来院するのも途中で挫折しそうになります。きちんと参加することで生活のリズムが付きやすく、ズレの修正がしやすくなります。またデイケアでは、多職種のスタッフが、雑談・作業・食事などの活動・休憩の中のその時々に、気軽に相談に乗りアドバイスさせていただいております。デイケアの患者さんの仲間たちからもお互いの励まし合いがあります。デイケアスタッフが、主治医と連携しつつ、デイケアで長時間を患者さんともに過ごすことにより、病気の再発の早期発見にも効果があります。 |