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HOME >>こころの健康相談室 Q & A >>NO.32
「おとなのADHD」と診断されて少しホッとしている私です。しかしそれで生きていきやすくなったわけではありません。薬をのんで本当に有効でしょうか? 今まで繰り返されてきた「傷つき体験」は、人間嫌い、自尊心の低下(自分は価値ある人だと思えなくなる)につながってしまいます。またつまずくのではないかという「失敗の予期不安」ももってしまいます。大人になった今となって、子供のころ遊んでいたと思っていたのは、あれはいじめられていたのだ、との気づきも出てきます。診断を受けたことによって、無責任な人だと言われてきたのも不注意のせいだったと納得でき、やっと辛さを理解された思いでとホッとされたのでしょうね。でも診断は、世の中を渡っていく「免罪符(罪をまぬがれるお札)や水戸黄門さまの葵の紋所」ではありません。厳しい社会を泳いで行くには、お薬を適正に使いつつ、環境調整をしていくことは有効です。利用できるアイテム(薬)は利用しなければもったいないです。 |