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ご相談にお答えします
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ご相談内容
中学2年生の息子のことです。小学生の頃から野球が好きで子供会のクラブチームで頑張っていましたが、中学2年生になって学校の野球部のレギュラーに入れなくなりました。土・日曜日の練習も休みがちになり、中学校への登校も、朝から気管支喘息発作を起こして行き渋るようになってきました。大きな体をしているのに、かかりつけの小児科へはむしろ嬉しそうに受診して堂々とお休みします。心療内科を勧められていますが、本人は行きたがりません。
お答えします

身体科(たとえば内科・外科・小児科など)受診の時には、堂々と学校をお休みするのに、心療内科・精神科受診は気がひけて、学校を休みたくないというのも、家族や自分の中に偏見差別が有るのかもしれません。隠れて受診するようなことではないのだけれど、このお年頃には、ひどく恥ずかしい事のような、皆が自分を見て噂(うわさ)しているように感じる「心の過敏性」があります。受診しやすい近所の心療内科の方がかえって行きにくい人もいます。また考慮しなければならないことに「無気力になってきた原因が何か無いか」です。いづれにしても、「心の病気が、決してずる休みではないこと」を親が理解し、「今までの生き方を続けていけば、健康ではおられない心身のひずみが生じてきていること」を家族で理解し、解決策を探すことが大切かと思います。本人が受診を拒む場合は、お母様のみの受診でも結構です。来院をお待ちしております。

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