HOME >> こころの健康相談室 Q & A >> NO152
質問の内容については、本人の特定がなされないよう、 性別や年齢、職業などに加工を加えております。 |
30歳代で現在妊娠中です。5年以上前に気持ちが落ち込んで夜も眠れなくなる時期があって心療内科で治療を受けたことがあります。
現在はどこにも通院しておらず、精神的にも落ち着いていますが、産後うつという言葉を聞いたことがあり心配しています。産後うつについて教えてください。
ご質問ありがとうございます。「産後うつ病」は出産後数週間から起こりやすく、3か月以内に発症することが多いと言われています。「気持ちの落ち込み」や「意欲・気力の減退」、「食欲低下」「不眠」などのうつ症状がみられることが多く、
症状が重たい場合には「自分は母親失格と思う」「死にたい」と自責的に考えてしまうこともあり注意が必要です。予防のためには妊娠中、産後の家族や周囲のサポートが大切と言われています。
よく似た言葉に「マタニティブルー」というものがありますが、こちらは出産後数日以内から一過性に気持ちが不安定となり、不安感やイライラをきたす状態をいいます。マタニティブルーは2週間以内には回復するもので、大きな心配は必要ありません。
その一方で、「産後うつ」の場合は自然に回復することは少なく症状が持続し、家事や育児といった身の回りのことにも支障をきたす場合が多く、専門的な治療が必要になります。出産後の気持ちの落ち込みが続く場合、生活に支障が出ている場合や、自分を責める気持ちや死にたい気持ちが表れる場合には、ためらわずにご相談ください。
(Key words) 産後うつ, マタニティブルー, 倉敷市, 心療内科, 味野医院
よく似た言葉に「マタニティブルー」というものがありますが、こちらは出産後数日以内から一過性に気持ちが不安定となり、不安感やイライラをきたす状態をいいます。マタニティブルーは2週間以内には回復するもので、大きな心配は必要ありません。
その一方で、「産後うつ」の場合は自然に回復することは少なく症状が持続し、家事や育児といった身の回りのことにも支障をきたす場合が多く、専門的な治療が必要になります。出産後の気持ちの落ち込みが続く場合、生活に支障が出ている場合や、自分を責める気持ちや死にたい気持ちが表れる場合には、ためらわずにご相談ください。
(Key words) 産後うつ, マタニティブルー, 倉敷市, 心療内科, 味野医院