HOME >> こころの健康相談室 Q & A >> NO146
質問の内容については、本人の特定がなされないよう、 性別や年齢、職業などに加工を加えております。 |
私の娘は2人の子供を産み、すなわち私の孫は小学2年生(男子)と3歳(女子)です。娘たちは私の近所に住んでいます。2年生の男孫が不登校になって2ケ月が経ってしまいました。
「むかむかする、頭が痛い」と朝には訴え、ママが学校にお休みの連絡を取ると、孫はケロリとしてパソコンのタブレットで1日中遊んでいるのです。そのようなことを続けていてはいかんだろうと私は娘に注意しました。
私が孫のことに口出ししたことに、むすめは烈火のごとく怒り出し「私はお母さんに厳しく育てられ、勉強も頑張れる環境にしなければと、強制的にお受験をさせられ中高一貫校に行かされ、お母さんの言いなりになってきたけれど本当は辛かった。
だから自分の子供には、ゆったりのびのびと育てたい。」と私の娘の育て方に対する攻撃を受けたのでした。こんな相談、味野医院に予約申し込みしても良いでしょうか。
医療は、基本的に困っている人が受診するものですが、不登校の子供も、登校することを強要されず、お家で好きなことをさせてもらっている間は、ストレスも少なく自らは受診はしません。
無理やり登校させようと思っていない母親も、子供が不登校だからと言って困らないので受診しません。
そこで一番困っているのは祖母さんですが、教育方針を決める立場ではないので、孫についての問題で受診するのは「要らぬお節介」とも取れますね。
ご提案ですが、祖母さんご本人の相談で予約をお取りください。予約の混みあっている時期には、当院が予約を取らせていただく優先順位は低くなるかもしれませんが、お話は聞かせていただきたいし、できるアドバイスもありそうです。 一番良いのは、娘さんとしっかりお話合いをされて、100%か0%の極端さは大問題でしょうし、困難に立ち向かわないで、ネットに大切な基礎教育の時間を奪われることの損害を考え、教育方針の折衷案を出しながら、この子の将来について最良の方法を考えていただきたいです。 その前の「娘を強制的にお受験させた」と受け取られている娘さんとの話し合いからも逃げては通れません。家族とは、世代間の連鎖……なんと面倒でいとおしいものでしょうか。ですから、子供や孫をほいっと味野医院に連れてきて、医者の前に座らせることは良くないのです。 低学年のちょっとした不登校は、親の一押しですんなり学校に戻れることも多いのですが、ゲームやネットにどっぷり浸かって放置していると、低学年でもタブレットを取り上げた時には騒動になりますし、 高学年・中学生ともなりますと禁断症状のような親子の暴力事件にもなったりし、警察を呼ばねば収集がつかないこともあります。「鉄は熱いうちに打て」は幼い子供の育て方に必要だと思います。ことにスマホゲームなどの使用の仕方は、スマホを与える最初に親子の間で契約を交わすべきだと、私は感じることが多いです。
ご提案ですが、祖母さんご本人の相談で予約をお取りください。予約の混みあっている時期には、当院が予約を取らせていただく優先順位は低くなるかもしれませんが、お話は聞かせていただきたいし、できるアドバイスもありそうです。 一番良いのは、娘さんとしっかりお話合いをされて、100%か0%の極端さは大問題でしょうし、困難に立ち向かわないで、ネットに大切な基礎教育の時間を奪われることの損害を考え、教育方針の折衷案を出しながら、この子の将来について最良の方法を考えていただきたいです。 その前の「娘を強制的にお受験させた」と受け取られている娘さんとの話し合いからも逃げては通れません。家族とは、世代間の連鎖……なんと面倒でいとおしいものでしょうか。ですから、子供や孫をほいっと味野医院に連れてきて、医者の前に座らせることは良くないのです。 低学年のちょっとした不登校は、親の一押しですんなり学校に戻れることも多いのですが、ゲームやネットにどっぷり浸かって放置していると、低学年でもタブレットを取り上げた時には騒動になりますし、 高学年・中学生ともなりますと禁断症状のような親子の暴力事件にもなったりし、警察を呼ばねば収集がつかないこともあります。「鉄は熱いうちに打て」は幼い子供の育て方に必要だと思います。ことにスマホゲームなどの使用の仕方は、スマホを与える最初に親子の間で契約を交わすべきだと、私は感じることが多いです。