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HOME >>こころの健康相談室 Q & A >> NO136
ご相談にお答えします 質問の内容については、本人の特定がなされないよう、
性別や年齢、職業などに加工を加えております。
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ご相談内容
「成長過程の一里塚」「成長課題」と言う言葉をよく先生は使いますが,具体的に、もっと分かりやすく教えてください。例えば10歳までに達成すべきものができていなかったら、もうアウト!治療は無理!ってことではないのですか?
お答えします
幼少・思春期に達成すべき心の成長課題について解説するにはすごく紙面を要しますが、幼い頃、両親(もしくはそれに準ずる人々の場合もあります)から愛された経験があってはじめて子供は少しずつ親の姿の見えない遠いところまで歩いていけるようになります。「基本的信頼感の獲得」と呼ばれているものです。愛された経験があるから、人におやつを分け与えることもできます。(愛が寛容を育てる)。帰るおうちがあるから、友達と外でつるんでいたずらや喧嘩ができますし、友達との約束を裏切らないで友達の秘密も保持できる友情も育ちます。(愛が忍耐を育てる)同性の仲間(男同士・女同士)との友情形成が、対人交流のハードルの上がる異性を愛する力につながります。父に愛された経験があるから、父の厳しい意見に向き合う力が付き、意見をも戦わせる力が育ちます。兄弟げんかの体験は戦う力だけでなく、小さな者を労わる(いたわる)力を育みます。また、小さな課題をクリアして行けるか行けないかは、与えられたちょっとしたタイミングや援助の仕方がフィットするかどうかなど、紙一重の違いであったりもします。その人の持って生まれた力も様々で平等でもなく、その才能が成長するスピードや開花するタイミングも人それぞれです。試練にあっている人間も、援助する側も、我々皆が不完全な人間です。懸命に生き、懸命に援助し、くたびれて時々打ちひしがれて倒れ込む。ああ、なんて愛すべき人間!しかしもう遅すぎる、これでおしまいってことは決してないです。我々が予期できることなんて知れています。人間が予期できないような脱出の道があると聞きます。おこがましいですが、味野医院がその脱出口への小さな道標(みちしるべ)になりたいと考えています。
味野医院では、育つべき本人の治療相談だけでなく、育てている親の側の相談も受け付けております。そしてマン・ツー・マンの診療以外に、味野医院での精神科デイケアでは、集団の中で、それぞれが課題を持っており、職場で傷ついた方も就労に向けて参加されています。当院のデイケアに不向きの方もいますから、そのような方には別の利用できる社会資源を探します。就労支援施設で援助を受けることで、そこで対人関係を再度体験しながら、積み残した発達課題をクリアすべく再挑戦することもできます。NPO法人も増えて来ました。あなたの周囲にはきっと必ず仲間や支援者がいます。味野医院などの精神科医療機関や発達障害支援センター、就労支援センターなどの門を叩いてください。
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