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ご相談にお答えします
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ご相談内容

30代の一人暮らしの女性です。キッチンはIHになっております。でも使えません。もちろんガスより安全だと思ってIHの設備のあるマンションに決めたのに、ずっとコンセントも外し、使用したこともない有様です。それでも出勤の朝には、外されたコンセントをじっと眺める確認をやめられません。

お答えします

強迫観念に襲われて、その不安から逃れるために行う行為が強迫行為です。強迫行為は、行うことで一時的に不安は下がりますが、あくまで一時的なものです。ですので少し不安になるたびに強迫行為をしていると、しないと気が済まなくなる悪循環に陥ります。つまり自分が納得のいくだけ強迫行為をして不安から一時逃れをする習慣をつけることは、麻薬に似て、すればするほど次の不安解消に強迫行為を渇望するということです。治療薬も必要ですが、どこかで区切りを着けて「何回で強迫行為を不安ながら打ち切る勇気」「自分なりの中止する決まり」をつくって行動することが大切です。


      強迫観念
          ↓
       不安になる
強迫行為を      悪循環       強迫行為をする
    やめると
           一時的に不安が下がる

強迫観念の一例を以下に挙げておきます。
  • 自分を傷付けてしまうかもしれないと思う
  • 他人を傷付けてしまうかもしれないと思う
  • 暴力的あるいは恐ろしい考えや場面が頭に浮かんで離れない
  • 何か恐ろしいこと(火事、強盗など)が起こると自分の責任ではないかと思う
  • 尿や便に関することが過剰に気になる
  • ねばねばするものが過剰に気になる
  • 汚染されたものをまき散らしてほかの人を病気にするのではないかと考えてしまう
  • 大事なものを捨ててしまうのではないかと思う
  • 善悪や道徳に関して過剰に気になる
  • 物の位置や対称性に関して過剰に気になる
  • 何でも知りかつ覚えておかなければならないと過剰に気になる
  • 適切の言葉を使っていないのではないかと過剰に気になる
  • 幸運な数、不吉な数が過剰に気になる
  • 病気に関して過剰に気になる
  • 身体の一部や外見が過剰に気になる   など

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