うちの次女は34歳、軽度精神遅滞との診断で障害者年金を20歳から受給し、加えて就労支援B型事業所にて働いております。月給は1万円にもなりませんが、家に居るより楽しく過ごさせています。小遣いの使い方は自分では全く計画性が無いため、親が要る分だけ与えてきました。最近男友達が出来たらしく、事業所の帰り道にコンビニに寄っては、彼の買い物代金を支払わされているようなのです。最近私が見つけた請求書は、娘名義の携帯電話料金2万円にもなっているものでした。こんなこと恥ずかしくて、どこに相談して良いものやら悩んでおります。障害者年金の診断書を味野医院の先生に書いていただいたことを思い出し、その後は主治医も持たない状態ですが、受診したく思います。
精神障害者年金は、その受給を継続する為の更新の「主治医に記載して貰う診断書」が2年から5年ごとに送られてきます。その提出が無いと年金は打ち切られてしまいます。
一方、精神遅滞の年金診断書は、1度出せば更新手続きの診断書用紙は送られてくることは今ではめったにありませんでした。20歳の時の知能指数が、以後上がるとは考えにくいためだろうと思います。(最近、精神遅滞の方の更新の診断書を書いた記憶があり驚いています。)精神障害者のように継続的治療を必要とするわけでもない精神遅滞者も、日々の生活の中で色々な問題に直面されていきますと治療を要するような社会不適応状態を来たすことは起こります。仕事場や施設内でのパワハラ、モラハラ、セクハラ、詐欺に遭ってカモにされたり・・・親の保護下を離れた短時間の間隙を縫って、一般の子供たちと同じようにワナ、仕掛けに絡まってしまうこともあるのです。
私達親は、一生その子を保護して生き続けることはできないことが多いです。いつか親の方が先に死ぬのです。その時の為に、この子を守り、この子を成長させ、この子の生きる場所を何とかしてやりたい思いで一杯です。障害者年金は蓄えておいてやりたいです。この子の兄弟姉妹に少しでも今後の負担・苦労を掛けたくはない思いです。親の知らない所で、この子が勝手に契約したこと、注文して払ったことを「なかったこと」にできる成年後見人制度を早くしておく必要があります。最寄りの障害者支援センターにお問い合わせください。成年後見人制度を利用するための診断書は書かせていただきます。かかりつけ医ではなく初診での診断書作成には時間と費用が余分にかかることはご理解ください。
現時点では、1枚ものの主治医が記載する簡易な診断書は5000円+消費税分
主治医ではない場合の家庭裁判所に提出する複雑詳細な診断書は5〜10万円となっています。